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音楽会の感想
あれから45年:東京都交響楽団 第889回定期演奏会
10月16日はマエストロ小泉和裕の70歳のお誕生日。それを祝うかのように都響の定期演奏会が開催されま […] -
音楽会の感想
脱力のシューマンと「異界」の悲愴:東京都交響楽団第888回定期演奏会
古楽の世界から出発しながら、ワーグナーをも手がける等、活動の範囲を広げているマルク・ミンコフスキ。都 […] -
音楽会の感想
期せずして同時代性を獲得してしまった「1905年」:N響第1921回定期演奏会
「不覊奔放」という言葉を体現するようなマエストロ井上道義。ふと気がつけば、なんと72歳におなりになる […] -
音楽会の感想
なんと今年3回目~緻密にして壮麗な「グレの歌」:東京交響楽団ミューザ川崎15周年…
東京というのは世界的に見ても恐ろしい音楽都市。今年は激レアな曲であるハンス・ロットの交響曲の演奏会が […] -
音楽会の感想
羽生結弦くんを思わせるチェリストのデビュー:東京都交響楽団第887回定期演奏会
都響がスタートさせた、平日のお昼の定期演奏会Cシリーズ。12月の矢部コンマスのバルトークを万全の座席 […] -
音楽会の感想
名人・超人・鉄人:ハインツ・ホリガー <80歳記念>オーケストラ・コンサート
どの楽器にも、その時代を代表する「名人」が存在します。現代のオーボエで言えば、それはハインツ・ホリガ […] -
音楽会の感想
ある芸術家との一期一会:岡山潔メモリアル・コンサート~岡山先生の思い出とともに
あれはもう20年前。友人から、彼の後輩が母校のオケにエキストラで出演するので聴きにいかないかと誘われ […] -
音楽会の感想
巨匠の至芸にため息:読売日本交響楽団第625回名曲シリーズ
いま独墺系のベートーヴェン弾きとなると、ルドルフ・ブッフビンダーか、あるいはゲルハルト・オピッツか。 […] -
音楽会の感想
私たちは、ようやくハンス・ロットに追いついた:読売日本交響楽団第591回定期演奏…
読響常任指揮者セヴァスティアン・ヴァイグレによる、今シーズンのオープニングとなるコンサート。20年く […] -
音楽会の感想
おそろしく解像度の高いブルックナーに驚いた夜:東京都交響楽団第885回定期演奏会
私たちの世代の好楽家にとっては、同世代のヒーローであった大野和士さん。ただ、このところの彼の演奏に接 […] -
音楽会の感想
300席のホールで聴く荘村清志さんのロドリーゴという贅沢:川崎室内管弦楽団第3回…
坂入健司郎さんという若い指揮者がいます。1988年生まれですから、今年で31歳。音大ではなく慶應の経 […] -
読んだ本の感想
シゴキと苛めと修行と:読後感「食う寝る坐る 永平寺修行記」野々村馨著
デザイン事務所に勤めていた30歳の男性が突然思い立って永平寺の門を叩き、そこでの1年間の経験と洞察を […]