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音楽会の感想
天才バッティの背中の力と、終演後30秒の沈黙:二期会スペシャルコンサート ヴェル…
私、個人的に、「優れた指揮者以外は振ってはいけない曲」というカテゴリーがあると思っています。シューベ […] -
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もうひとつの閉会式:フェスタサマーミューザ フィナーレコンサート
2005年に始まった夏の祭典、フェスタサマーミューザ。2011年の大地震によるホールの損壊、そして昨 […] -
音楽会の感想
われらが日フィルを聴きに川崎へ:フェスタサマーミューザ8月7日
今年のフェスタサマーミューザも大詰めで、9日にフィナーレを迎えます。なんとも名残惜しい限りです。(オ […] -
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敢えて言う。美しいブルックナーだった。:読売日本交響楽団第610回定期演奏会
以前に書いたことがあるけれど、私が飯守泰次郎さんの音楽に初めて接したのは1983年10月21日。感銘 […] -
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豊潤から晦渋へ:東京交響楽団第692回定期演奏会
新型コロナの陽性者数(感染者数というのは適切でないと私は思っています)が増える中、幸いコンサートは開 […] -
音楽会の感想
ダブルリードを聴く愉しみ
吹奏楽の幅広い土台があるためか、最近の日本の木管楽器奏者の技量の向上には目を見張るものがあります。み […] -
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大当たりだった「三度目の正直」:日本フィルハーモニー交響楽団第732回東京定期演…
沖澤のどかさんの名前を初めて聞いたのは、おそらく2018年。彼女が東京国際コンクールで優勝したときで […] -
音楽会の感想
「トライアウト・コンサート」(のリハ)を聴いてみた。
トライアウト・コンサートとは、ひとことで言えば若手指揮者のための朝鮮の場。実行委員会からのメッセージ […] -
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肩の力が抜けつつも、しかし雄渾な巨匠の筆致:東京フィルハーモニー交響楽団第956…
東アジア出身の指揮者で、ベルリン・フィルとウィーン・フィルの両方を振ったことがあり、かつヨーロッパの […] -
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圧巻のニールセン、樹海を思わせるシベリウス:NHK交響楽団6月演奏会
1年半ぶりにN響の指揮台に復帰したパーヴォ・ヤルヴィ。彼ほどのステイタスの指揮者が2週間の隔離に耐え […] -
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マエストロ広上「初挑戦」のブルックナー:日本フィルハーモニー交響楽団第731回東…
広上さん/日フィルの実演を初めて聴いたのは、たしか1992年。日フィルの正指揮者になられてすぐの頃だ […] -
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アンサンブルの極北に、ただただ感嘆:トリトン 晴れた海のオーケストラ第9回演奏会
指揮者なしの室内オーケストラと言えばオルフェウス室内管弦楽団が著名です。が、矢部達哉さんがリードする […]