I am no bird; and no net ensnares me; I am a free human being, with our independent will. ~ Charlotte Bronte
かの有名なブロンテ3姉妹の長女で、「ジェイン・エア」が代表作。「嵐が丘」を書いたエミリーと「ワイルドフェル屋敷の人々」を書いたアンは妹です。牧師の娘として生まれ、当時女性にとって数少ない社会進出の道であった教師となりました。31歳で「ジェイン・エア」を発表し、大変な評判を呼んだのですが、1855年に38歳の若さで亡くなってしまいました。3姉妹のうち唯一写真が残っています。こんな方。亡くなる前年の写真だそうです。
今日の言葉には彼女の人生が反映されているように思います。誇り高い宣言文といった趣がありますね。
私は小鳥じゃないし、どんな罠も私を捕らえることはできない。私は独立した意思を持った、自由人なのだ。
中学生の頃、片っ端から読んだ岩波文庫の中には「ジェイン・エア」もあった筈なのですが、どんな話だったのかほとんど覚えていないのは悲しいことです。教養主義的に、ただただ読んでいただけですからね。今回、光文社の新訳で読み始めたのですが、これは中学1年生にはわからなくて不思議はないな、と思いました(笑)。