10月7日

Random kindness and senseless acts of beauty. Anne Herbert.

Anne Herbert さんはアメリカの西海岸を中心に活動されていたジャーナリスト、編集者、作家であった人。2015年に65歳で亡くなっておられます。今日の言葉は彼女の本のタイトルに由来するもの。タイトルには、この言葉の前に Practice が付きます。

直訳すると

偶発的な親切と、無意識な美の行動

となるのですが、どうやら元ネタがあるようです。それは

Random violence and senseless acts of cruelty.

これは救いようのない状態で、現状のシリアあたりを連想させます。 Anne Herbert さんは violence kindness に、cruelty beauty に置き換えて、全く違った景色を出現させたわけです。

この本には翻訳が出ています。監訳者は、なんと谷川俊太郎先生。

先生に敬意を表して、そのまま使わせていただきます。

きままにやさしく、いみなくうつくしくいきる

この本、ポチりました。序文はデズモンド・ツツ大司教が書かれているとのこと。明日届くようなので、楽しみです。

この記事を書いた人

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元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して17周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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