1月9、10日

Soar high.

うっかりすると「高く舞い上がれ」と訳してしまいそうですが、それだとおそらく不十分です。Soar up high. ではありませんから。

fly soar はどう違うのかについても考えないといけません。fly は羽ばたいたりして、力を使って飛ぶイメージ。これに対して soar は「滑空する」感じです。なので、高性能のグライダーのことを soarer と呼ぶわけですね。

Soar high は、高い空を悠然と飛んでいる印象です。上から見下ろしている感じ。なので、「舞い上がれ」的な訳では不十分なのです。(と私は思います。)

これは思いきり意訳しますね。

悠然と、些事を睥睨しなさい。

地上の細かいことに気を使わず、悠々と高く飛ぶイメージです。孤独感は薄いので、「孤高でありなさい」だとニュアンスが違ってしまいますね。

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元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して17周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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