I assign myself no rank or any limit, and such an attitude is very much against the trend of the times. But my world has become one of infinite possibilities. 〜 Ralph Ellison.
Wikipedia によれば、Ralph Ellison さんはアメリカの作家です。3歳で父を亡くし、奨学金を得て音楽家として身を立てようとしたのですが学費が尽きて挫折し、苦労の末に作家に転向。代表作は「Invisible Man]」。「見えない人間」というタイトルで邦訳が出ています。こんな方です。
晩年には教育者としても名を成し、1994年に80歳で亡くなっています。
今日の言葉は、いかにも苦労人である彼にふさわしいものであるように思います。硬く訳すといかにも教条主義的になってしまうおそれがあるので、踏み込んで意訳します。
これくらいが私にはふさわしい、とか、私ができることには限界がある、などとは考えないようにしているんだ。世の中のほとんどの人がそうしていてもね。でも、だからこそ、私を取り巻く世界は、無限の可能性に満ちたものになったんだよ。