History will be kind to me for I intend to write it myself. ~ Winston Churchill
これはチャーチルの有名な言葉として伝えられているものですが、実際のところは、一字一句この通りの発言ではなかったようですね。
直訳すると、
歴史は私に親切になるだろう。なぜなら、私は自分で歴史を書くつもりだからだ。
となって、何を言っているのかよくわかりません。歴史の捏造を勧めているようにも読めてしまいます。
チャーチルが前提としているのは、歴史を書くのは勝者であり、敗者ではないということです。この言葉は、勝者として歴史を書くのは自分であるということです。実際、彼は「第二次世界大戦回顧録」をのちに執筆しています。
かなり説明的になってしまいますが、意訳しますね。
歴史は私を高く評価するだろう。というのは、私自身が勝者として、その歴史を書くからだ。
この彼の言葉を、我々は日常生活の中でどう受け止めるべきか、ですよね。