5月28日

Not that I want to be a god or a hero.  Just to change into a tree, grow for ages, not hurt anyone. Czeslaw Milosz

Czeslaw Milosz さんはポーランド人の詩人。第二次大戦中はナチス・ドイツに対するレジスタンス活動に身を投じ、戦後は共産主義と相いれずにフランスへ亡命。「連帯」運動でポーランドが共産党独裁を脱した際に帰国。この前年にノーベル文学賞を受けています。彼はまたイスラエルから「諸国民の中の正義の人」として顕彰されていますので、ナチス占領下でのユダヤ人擁護にも貢献したものと思われます。

この経歴が示すのは英雄的なイメージですが、彼自身の言葉はご覧のように味わい深いもの。あまりひねらず、素直に訳しましょう。

私は神格化されたり、英雄視されることを望まない。できることなら平凡な樹木に生まれ変わり、年輪を重ね、誰も害することなくすごしたいのだ。

物静かな感じがいいですね。

この記事を書いた人

元永 徹司

元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して12周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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