4月13日

It’s a new day!

文末には today が省略されていると見るべきでしょうね。ごく素直に訳せば、「今日は新しい日!」となります。

その一方で、今日は復活祭の翌日であることを踏まえると、もうちょっと深い意味を考えることも可能です。イエス・キリストの復活までは「旧約の時代」(正確には旧約聖書「だけ」の時代)で、復活の後は「新約の時代」です。なので、復活によって訪れた新しい時代の初日に思いを巡らすという。でも、これは深読みすぎますね、きっと。

毎日を新しいものとしてすごそうという考えは、もちろん東洋にもあります。会津藩の藩校「日新館」などは、その想いをこめた命名ですよね。この由来は、私は長らく論語であると思っていたのですが、今回調べてみて「書経」であったことが判明しました。

「日々新而又日新」(日に日に新にして又日に新とあり。)

とのことです。

そういった想いを踏まえてちょっと意訳しましょう。

「毎日が、新しい日。」

この記事を書いた人

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元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して17周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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