4月11、12日

Spring into life.

「跳ねる」とか「弾ける」という意味の spring を「春」にひっかけているんですけど、そもそもなぜ春を spring と呼ぶかといえば、芽が地中から飛び出すようにして伸び、花が弾けるように咲き誇るからなんですよね。

日本だと春の訪れを象徴するのは桜の開花ではないかと思いますが、ヨーロッパ文化圏ではイースター(復活祭)でしょう。実は今日(12日)がイースターです。

イースターの日付は毎年動きます。それは、「春分の日の後の、最初の満月の後の日曜日」と定められているからです。今年は8日が満月だったので、12日がイースターになります。ちなみにイースターの前の金曜日は「聖金曜日」と呼ばれ、ワーグナーの楽劇「パルジファール」が上演されたりします。(なにしろこの作品は、ワーグナーによって「舞台神聖祝典劇」とサブタイトルが付けられているくらいですから。)

今日の文章はたった3語ですけれど、高揚感を反映して訳すのは難しい。

はじけて、いのちの中へ。

そう、イースターですからね。主イエス・キリストが復活されたことを喜ぶ祭りなのですから。

この記事を書いた人

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元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して17周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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