5月4日

When things are shaky and nothing is working, we might realize we are on the verge of something. ~ Pema Chödrön

Pema Chödrönさんはアメリカ人として初めて得度を許されたチベット密教の尼僧。83歳で、ご存命。著書多数。仏門に入る前に二度の離婚歴があるとのことで、瀬戸内寂聴さんみたいな印象がありますが、どうなんでしょうね。今年の1月に引退が報じられました。

今日の言葉は、しかし仏典に基づくものではなく、ちょっと神秘主義的な匂いがします。

verge は、端、あるいは、へりという意味です。on the verge of ~ は、今にも~するところ という意味であることを習いましたよね。日本語の「瀬戸際」を連想しますが、そもそもなぜ「瀬戸」なんでしょうか。

瀬戸はもともとは「狭い海峡」を意味します。瀬戸を抜けると大海に出ます。ということは、航海の危険が飛躍的に増すことを意味します。景色もガラリと変わります。その境目が「瀬戸際」ということなんですね。

さて、今日の言葉に戻りましょう。ちょっとだけ意訳します。

周囲の状況が不安定で、何をやってもうまくいかないとき、それは何かが起こる寸前なのかもしれない。

この記事を書いた人

元永 徹司

元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して12周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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