12月25日

Joy to the world !

今日はクリスマス。Joy to the world は日本語訳だと「もろびとこぞりて」になります。クリスチャンでなくても、歌われたことのある方は多いかと思います。

さすがに定まった訳があります。

もろびと、こぞりて。

派手な動画を見つけたのでご紹介。

世間一般では、この歌はクリスマスを祝うものだと思われていますが、実はそうではないんです。歌詞(原文と和訳)を見てみましょう。

Joy to the world, the Lord is come!

Let earth receive her King

Let every heart prepare Him room.

民皆喜べ 主は来ませり

心を開きて 迎え奉れ

迎え奉れ 心を開きて

聖書によれば、イエス・キリストが地上に来られるのは2回です。最初は幼子として。専門的には「初臨」といいます。これがクリスマスです。

2度目には、「王の王」として来られます。これを「再臨」と呼びます。(厳密には「地上再臨」ですが)。 Joy to the world の歌は、この地上再臨を喜ぶ歌なんです。だから、Let earth receive her King. となるわけですね。

キリスト教圏の国々でも、この誤解が案外浸透しているのが不思議です。

この記事を書いた人

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元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して17周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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