Joy to the world !
今日はクリスマス。Joy to the world は日本語訳だと「もろびとこぞりて」になります。クリスチャンでなくても、歌われたことのある方は多いかと思います。
さすがに定まった訳があります。
もろびと、こぞりて。
派手な動画を見つけたのでご紹介。
世間一般では、この歌はクリスマスを祝うものだと思われていますが、実はそうではないんです。歌詞(原文と和訳)を見てみましょう。
Joy to the world, the Lord is come!
Let earth receive her King
Let every heart prepare Him room.
民皆喜べ 主は来ませり
心を開きて 迎え奉れ
迎え奉れ 心を開きて
聖書によれば、イエス・キリストが地上に来られるのは2回です。最初は幼子として。専門的には「初臨」といいます。これがクリスマスです。
2度目には、「王の王」として来られます。これを「再臨」と呼びます。(厳密には「地上再臨」ですが)。 Joy to the world の歌は、この地上再臨を喜ぶ歌なんです。だから、Let earth receive her King. となるわけですね。
キリスト教圏の国々でも、この誤解が案外浸透しているのが不思議です。