4月15日

Don’t stop until you are proud.

日本語としてしっくりするように訳すと、「自慢できるくらいになるまで、やめてはならない」とするのでしょう。

でも、私はちょっとひっかかる感じがします。日本語の「自慢する」だと、どうしても他者との比較がすべりこんでしまうと思えるのです。もちろん英語の proud にもそういうニュアンスはあるのですが、どちらかというと他者を気にしない心のあり方がの方が強い印象があります。

とある本の著者の自己紹介で、A proud father of two children. というのがあり、こういう使い方をするのかと感心したことがあります。この場合、二人の子供を持つことを他者に自慢しているのではなくて、子供の出来不出来にかかわらず、俺は誇りを持っているぞというニュアンスですよね。日本語の「自負する」はこういう場合には使えませんが、意味的には近いように感じます。「自負する」の場合、他人の評価は必ずしも必要ではありません。他人からの高い評価が加わったら、それは「自他ともに認める」となりますから。

ですので、ちょっと堅くなりますが、こんな風に訳します。

自分で誇りに思う水準に達するまで、やめてはいけません。

この記事を書いた人

元永 徹司

元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して12周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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