Don’t judge each day by the harvest you reap, but by the seeds you plant.
日々の指針としてとても含蓄のある言葉であると思います。
reap は作物を刈り取るという意味ですが、自分が蒔いたものを収穫するというニュアンスです。農作業を離れて比喩的に使う場合でも、それなりの努力を払って成果を得るというニュアンスが残ります。「棚からボタモチ」みたいなときには使えないということになります。
素直に訳しましょう。
日々の振り返りで大切なのは、今までの努力の結果として何を得たか、ではなく、何を新しく始めたか、である。
ここで連想されるのは、マルティン・ルターの「たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、私は今日りんごの苗木を植える」という有名な言葉です。このあいだからちょっと気になって調べているのですが、実はルターの言葉ではないという研究書が出ているとのこと。面白そうなので、取り寄せております。いずれ書評を書きますね。