大阪、天神橋筋商店街から新大阪へ:街歩きの秘かな愉しみ(3)

この回からタイトルを「街歩きの秘かな愉しみ」に変更しようかと思います。実際、街を歩き回るのは面白いですよね。さて、この日は15時に京橋(大阪の)周辺で仕事が終わり、19時からの京都での会食まで時間が空きました。そこで、かねてよりトライしてみたかったルートを歩くことにしました。結果的には半分正解、半分後悔、だったのですが…

京橋からJR東西線で大阪天満宮駅まで。そこから5分ほど南下します。そうすると、天神橋筋商店街の南の入り口に到達します。「表参道」というのは、おそらく天神さんへの正参道という意味かと。でも、ほんとはここは裏手なんだと思うんですけどね。

日の丸がかかっているのは、どうやら天皇陛下の御即位を言祝いでのことのようです。

鉄道の忘れ物を売るだけで店が成り立つというのはすごいですよね。しかも、かなり賑わってました。

途中、ちょっと東に入ると、天神さんの入り口があります。

その北隣にあるのは、もちろん天満天神繁昌亭。上方落語の中心地です。

商店街にもどって北に進むと、そこからは「天ニ」商店街。入り口のアーケードには文楽の人形が飾られています。「天一」から「天八」までの商店街の中で、「天二」が一番繁栄している様子でした。

ちょっと見えにくいのですが、上の鳥居には「真朱」と書かれています。「まそほ」と読むのですけれど、やや暗い朱色という意味です。

フォルモサとは台湾のことです。台湾関係書籍の専門店。

ちょっと進むと、こんどは「桔梗」。

さらには「浅葱」。

古本好きの間では有名な天牛書店の、これは支店とのことでした。天二には、よさげな古本屋さんがあと二軒ありました。機会をあらためて探索する予定です。

こんどは「萌黄」です。天二の中が、さらに四つの区画に分かれているようです。

そして、天三の入り口に。

これはユニークですよね。のぞいてみたところ、お客さんはいませんでしたが…

天四は知らない間に始まるという感じでした。

天四を抜けると、JRの天満駅の西口にあたります。ここから先は天五。

商店街の幅が、ぐっと狭くなります。

この日は30度超えの暑さだったので、耐えきれずに台湾かき氷のお店に。

マンゴーかき氷。これは美味しかった。

天神さんの船渡御のチケットって、もう販売されているんですね。

そして地下鉄の駅名にもなっている「天六」へ。でも、商店街としてはそんなに勢いを感じません。

天七の入り口。この先はアーケードはなくなります。

なんだか、うら寂しいですよね。

天八は、もはやただの裏道です。

天一から天八まで、一番多かったのは昔ながらの喫茶店でした。スタバとは別の世界です。チェーンでは、唯一ドトールが3店舗を展開していました。次に多かったのはラーメン屋さん。うどん屋よりも多いのは意外でした。蕎麦屋は4軒。そして、お好み焼き屋さんは8軒でした。

ここでやめておけばよかったのですが、勢いで長柄の橋で淀川を渡ることにしました。

橋のたもとには曰く有りげな観音像が。ちょっと怖いですよね。

長柄橋。全長656メートル。歩いている人なんかいません。案外、自転車は通るのですけれど。

隣の地下鉄の橋の橋桁にはこんな表示が。この奥に見えているのは水門なので、 船が遡航できるのはここまでということですね。

遠くにキーエンスの本社が見えます。

渡りきると、柴島(「くにしま」と読みます。大阪の地名クイズによく出題されます。)の浄水場があります。

このレトロなレンガ造りの建物が、水道記念館。えらく寂れてます。

JR京都線の線路に沿って北東へ。

日本を代表する高収益企業であるキーエンスの本社です。

ビジネスホテル街を抜けて…

目的地である新大阪駅に到着。ここまで4.8キロ。6,311歩。この日はこのあと京都に着いてからも歩いたので、22,681歩、17.2キロとなりました。さすがにちょっと疲れました。

この記事を書いた人

元永 徹司

元永 徹司

ファミリービジネスの経営を専門とするコンサルタント。ボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころから強い関心を抱いていた「事業承継」をライフワークと定め、株式会社イクティスを開業して12周年を迎えました。一般社団法人ファミリービジネス研究所の代表理事でもあります。

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